デリヘル主流の現代、店舗型の風情は消えてしまうのか?

現代の風俗でまず語っておかなくてはいけないのが店舗型風俗とデリバリーヘルスについてでしょう。一昔前は風俗と言えばお客がお店に足を運んで薄暗い個室の中で性のプロである風俗嬢に奉仕をしてもらうというのが当たり前でした。しかし近年、無店舗型風俗というのが増え始め、電話一本で風俗嬢を自宅やホテルに呼び出して遊ぶことができるようになってきたのです。店舗型とデリヘルにはどのような違いがあり、今後風俗業界はどうなっていくのか見ていきましょう。

【店舗型風俗とはどういうもの?】

店舗型はその名の通り、業者側が店を構えている業態の風俗店です。お客は歓楽街ネオンの中でも特に派手に光り輝く看板を横目にお店に入っていくことになります。受付を済ませ待合室で時間を潰してから風俗嬢のいる個室へと案内されます。薄暗くたくさんのタオルとローションを始めとした性具が入ったカゴが目に入ってくるでしょう。さらにシャワールームから感じられる熱気や湿度とソープの匂いも感じることができるはずです。きっと「これから性のプロにたくさん奉仕をしてもらえるんだ」と思うに違いありません。店舗型風俗はお店に入ったその瞬間から五感で風俗の雰囲気をたっぷりと味わうことができるものなのです。それはある意味で江戸時代の吉原から続く、性文化の風情のようなものとも言えるかもしれません。

【デリヘルは現代風俗の代表格!】

一方デリヘルというのはその名の通りデリバリーするヘルスになります。受付だけ存在するところもありますが、基本的には店舗を持たず電話やネットで予約を済ませて自宅やホテルに風俗嬢を派遣してもらって性サービスを受けるという形態になります。
店舗型のようにわざわざお店に足を運ぶ必要もなく、ギラギラ光った電飾に恥ずかしがることもなく、歓楽街の妖しい客引きに捕まることもない、気軽で比較的安全なのがデリヘル最大の特徴と言えるでしょう。店舗維持費がかからないということからサービスを豪華にしたり大幅な値引きをしたりすることもできるのもメリットと言えます。

【風俗の風情はどこに向かうのか?】

性サービスの内容に関して言えば店舗型もデリヘルも基本的には変わりはありません。ですから業者的には維持費も掛からず出店がしやすいデリヘルの方がありがたいという面があります。お客もカジュアルに風俗遊びができるわけですからメリットはあるでしょう。ただ店舗型風俗には古き良き風情があります。派手でセンスのない装飾も、薄暗くて妖しい雰囲気満点のプレイルームも、夏場はちょっとムワっときてしまう独特の熱気も店舗型だからこそ味わえる「風俗らしい雰囲気」です。
現状もこれからもデリヘルが風俗の主流となることは間違いありません。しかし店舗型風俗がなくなるということはないでしょう。ただ抜くだけではない、江戸のころから続く古き良き風情は男心を決して離すことはないでしょう。